2015年度卒業生のこれから②

日本体育大学 トライアンファントライオン
2015年度副将 中根 哲哉 【Tetsuya NAKANE】 #80
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《競い合う環境を求めて》

体育教師を目指して、日本体育大学へ入学。

高校まで陸上競技部に所属し投擲に打ち込む。
試合に勝った時は嬉しいけれども、個人競技なので
喜びを誰かと共有する機会は少なかった。

陸上競技部は人数が少なかったので競う相手がおらず、
ひとりで黙々と練習をしていた。
他の部活を見ていて、練習中から競い合う、
互いに高め合うという環境に憧れていた。
「勝った時にみんなで喜べる」そういう環境を求めていた。

高校時代にラグビーを少しやったことがある。
人数が足りない時に助っ人で練習試合に出たこともある。
これをきっかけに「大学に入ったらラグビーかアメフトをやってみたい」そう思うようになる。
そしてアメフトの動画を見て「カッコイイ!!」と思って入部を決めた。

入学と同時に自らグラウンドに向かい、その場で入部した。

WR(ワイドレシーバー)という、
走りながらボールをキャッチするポジションを希望する。

同じポジションにライバルがいた。
既に推薦入学で入部したアメフト経験者もいた。
だが感じていたのは、
絶対に負けたくない。という事だった。

アメフト未経験の同期と
「推薦入学組よりも上手くなろう」
と誓い合った。しかし現実では、簡単に試合には出場できなかった。
「悔しい」「自分も活躍したい」
そういう感情が溢れている自分に気づく。

 

《リーダーとして》

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最終学年、オフェンスリーダーとなる。
3年までは役職に就いたことはなかった。
正直な所、確かに不安はあった。
しかしコーチから「自分にできることを一生懸命やるんだ」と言われた。

自分にできること。
チームの雰囲気を作る、練習で手を抜かない、声を出し続ける。
できることをやろうと決めた。

3年生までは自分のことを考えていた。
だけどリーダーになって周りに目を向けたら、
今まで見えなかったものが見えた。
リーダーになって人前で話せるようになった。
そんな機会や経験は、今まで無かった。
そして何十人という人間をまとめる難しさを体感した。

後輩からはコミュニケーションが取りやすいと言われていた。
それが自分の特徴だと思った。
後輩の意見も吸い上げ、みんなが発言しやすい環境作りも心がけた。

しかし、中根は今こう感じている。
「今振り返るとみんなの意見を尊重しすぎた。
周りを気にしすぎた。なぜか?嫌われたくなかったのだと思う。
もっと自分の意見を言えばよかった。
自分の思っていることは発信する。発信しなかったことを後悔している。たとえ間違っていても、チームを良くするためのヒントになるはず。」

 

《1play at a time》

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「1play at a time」
いつもオフェンスのスローガンを口に出し続けた。
勝っても負けても泣いていた。
持てる全てを出し切ったから自然と泣けたはず。
「後輩にはその気持ちを常に持ち続けて欲しい。」

最終学年、QB(ボールを投げるポジション)の同期が言った。
「中根を信じている。」
自分しか見ていない、自分を信じて投げ続けてくれた。

それが嬉しかった。

卒業後は、地元広島に帰って、非常勤講師をしながら教員を目指す。25歳までに教員になる。
アメフトで経験できたこと、学んだことを子供達に伝えていきたい。
今、広島にはアメフト部がある高校が2校しかない。
いつか地元で自分がアメフト部を創設する。

広島にアメフト部のある高校が3校目になる日は、そう遠くない。

 

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